2012年5月28日

スパイスを挽きに行こう



ネパール料理。それはインド料理の様でいて、やっぱりどこかちょっと違うような。今回はネパール料理に欠かせないスパイスことマサラ、我が家風の常備マサラを紹介します!

ホールのスパイスを毎回石臼で挽くという、オーソドックス派もまだまだ健在ですが、実のところ、


かなり面倒くさい


のが本音です。確かに香りもよいしね。おいしいよね。ゴリゴリってするの、楽しかったりするしね。でも、


毎回ゴリゴリやってらんねー


っていうのが本音です。なので、まとめて一度に挽いておく方法をご紹介します。ネパールで生活する予定の方は、参考にしてください!←←あんまりいないとは思いますけどッ!!!

***   ***   ***


まずはホールのスパイスを用意します。我が家流の大体の割合は、こんな感じです。

・ジラ(クミンシード)>>>3パウ (600g)
・ダニヤ(コリアンダーシード)>>2パウ  (400g)

上記をベースに、スクメール(グリーンカルダモン)、ルワンg(クローブ)、ダルチニ(シナモン)、テージパッタ(月桂樹の葉)、を適当に入れます。


そして、よく干して乾燥させておきます。ここ大事です。
お天気がよい日は一日干せばばっちりです。石が入っていないか要チェック!パッパッと、ごみを飛ばす術を身につけるべし!!




よく乾いたら、
 適当な袋にいれて




近所のマサラ屋(スパイス屋)に
レッツゴーなのだ

ここのサウジ(店主)はいつも、「日本でマサラ屋を開いたら儲かる」という話をするので、多少ウンザリなのですが「そんなら私、奥さんと一緒にここの店番するけん、あなたいってらっさい」と返せるくらいでないと、近所づきあいはできないのです。



ともあれ私のマサラを頼むよ

投入口にIN


ガガガガガガガガガ……っというすごい音を立てて、マサラが吸い込まれていきます。テージパッタ(月桂樹)がひっかかって、なかなかうまく吸い込まれません。すみません。


テージパッタが残り気味


そこで横っちょにある小窓を開いて小技登場

手で落とし込む



ちなみに店内はこんな感じです

やたらとジラ(クミン)が多いのです



そして、上から投入したマサラはこのように
下に受ける袋が装着されていますので、そこに粉状となったマサラが入っているというわけです。



一体どうやって粉になるのか?というと

このようにグラインダーとなっております。

 今日はやたらと写真を撮るね…なんだい、日本で見せて、マサラ屋したらいいよ、本当に…ネパール人相手にさ…

 いやもういいって。はいはい、もう終わりましたよ。早く出してくださいな。


でてきたー

あーいい香りだぁ

 この量(だいたい1kg)で、3ヶ月くらい持ちますが、香りが飛ぶのが心配。フリーザーパックに2重にして、涼しいところに保管してください。あっ半分でやればいいのか。