2012年6月4日

チューリーの実

 雨季の前のカトマンズ、こんなに暑くって、思いっきり夏バテしてます。

先日ウチのお父さんが、チューリー(チウリー)を買ってきました。あっそうだ、今、チューリーの季節だ。チューリーといえば、以前手湿疹チューリー・ギーのことをお話したことがありますね。写真ないけど。それに今はあんまり使ってないんですけど。

チューリーは、その実は食べられて、種からバターのようなちょっと生成りのオイル(これをチューリー・ギーと呼ぶ)が取れます。食用ではなくて、傷ややけどの薬として、アサンあたりで売られています。ろうそくやオイルを売っている店によくあります。石鹸に使われていたりもしますね。食べるギーとは違うので要注意。木をいつか見てみたいなぁ。

さて、お父さんが買ってきたチューリー。


 ころん、と丸くて、頭に帽子をかぶったような、そして、しっぽがあります。思いっきり青くて、まだ食べられません。大きさは、親指と人差し指でまるを作ったくらい。

売れてくると黄色っぽくなってきて、果肉がやわらかく、甘~い香りも漂います。そうなると食べごろ。ちょっと中を割ってみます。

ザク

 種がでかい。ということは、食べるところが少ない。せっかく割ったから食べてみよう。

ニッゲー!!


めちゃめちゃ苦いし、シブいです。やはり、売れる前には食べないほうがよいということがわかりました。

 ちなみに種は1個のようでしたが、2個かもしれません。この種から、チューリ・ギーが取れるそうですが、買ったほうが安そうです。

しぶしぶのチューリー。新聞にくるんで数日すると、黄色く熟してきます。そしたら食べよーっと。

0 件のコメント: